まさかの2月の連休の東京2日目、夜。
「急げ急げ!始まっちゃう!!」
私達が向かったのは、“四季劇場”
そう劇団四季さんのミュージカルっす!
前に、映画で『ラ・ミゼラブル』を観た以来、ミュージカルに興味津々!
ライオンキーング!!
生の演技!生の音楽!生の歌声!!どうなのどうなの!?
特にライオンキングはパペットを使って、動物を演じるのです!!
「サイだ!」 「象だ!!」 「動物だ!!!」
客席の隣の通路を動物達が通るっす!
動物達が集まるシーン!
リアルで、本当にパペット達に命が吹き込まれているかのようでした!
動物だけではなく、自然、虫なども演じます!
風を感じさせるっす!
そして、ライオンの顔!!
頭の上にあった仮面がにょい〜んと前に出るっす!
一体、どうやって前に出しているのだろう…?
王様が死んでしまうシーン…。
悲しむメスライオン達…。
「あおーーーーーーーーーん!!」
目から白い布…いや、涙がビロ〜〜〜ン!!
まさかの予想外の展開…!!
(笑ってはいけない…!笑ってはいけない…!!)
「ガオーーーーーーーーーーー!!」
演出に圧倒され、音楽に圧倒され、歌声に圧倒され!!
すばらしきライオンキング…!!
「急げ急げ!!次は29だ!イタリアンだ!!」
「ゲッ!ミュージカル2時間半だと思ったら3時間もかかってる…!!」
「えっ!? 休憩時間は別だったの!?」
「ラストオーダーの時間、間に合わない…。」
「えっ?」
「移動で30分以上。これは何しても間に合わない…!!
「うそ…!うそでしょーーーーー!!」
まさかの計算ミス!!
泣く泣くあきらめる事になったっす…。
29ぅーーーーーーーー!!
「そうだ!あの店にいくぞ!!急げ急げ!!」
『グスタヴィーノ』さん
過去にシェフが行ってきたお店っす!
オープンキッチンで、カジュアルな雰囲気のお店なのですが、
「ロブマイヤーのグラスを使っていた。ぞ!」
とシェフから聞かされてました。
「えっ、ロブ…?ロブ??」
「馬鹿野郎! それも知らないのか!!勉強が足りない。ぞ!!」
「これは…!ロブマイヤーのグラスっすね!」
「さすがです! お客様!!」
お料理はおまかせコースでお願いしたっす!
料理に合わせてグラスワインを選んでもらいました!
珍しいチンタセネーゼ豚の生ハム。
器の中にロウソクが入っていて、器は熱くなるというよりは人肌の温度。
なるほど!程よく柔らかく溶けた脂がテロっと口の中にひろがるっす!
カルパッチョや、フランス産のアスパラのグリル、パンのニョッキ、
有機野菜バーニャカウダピエモンテスタイル、
牛の赤ワイン煮込みインカのめざめのピュレ、
天使の海老とリゾット・ジェノベーゼ
ドルチェはティラミスとセミフレットー!
最初の一杯目はイタリアビール・モレッティ!
白ワインは
北イタリア・アルト・アディジェ地方のFRANZHAASのManna
リースリング、シャルドネ、トラミネール、ソーヴィニヨンの4種のブレンドっす
アロマティック!
もう1杯の白ワインは
南イタリア・ウンブリア地方ののSportolatti Villa Fidelia Bianco 2010
シャルドネとグレケット半分半分の白
杏子のような味わいと樽熟成による丸みのある口当たり!
赤ワインは
北イタリア・ピエモンテ地方のElio FilippinoのLanghe Nebbiolo 2009
ネッビオーロ100%
香りでうっとり!お肉と合わせてうっとり!!
デザートワインは
最初飲んだ造り手、FRANZHAASのMOSCATO ROSA
モスカート・ローザ100%『ローズ』の香りのする個性的な黒葡萄だとか!
甘口のデザートワインですが、後味にほろ苦い味わいがくるっす!
そして、カモミールティーで〆。
お腹いっぱいっす!満足満足っ!!
(ふぅ。ドタバタな1日だったな。)
「あれ?そろそろ終電の時間じゃない?」
「…!!」
「急げ急げ!!」
次の目的地へGO!GO!!
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