イタリア料理店を退職し、次はラーメン屋…!
しかも、突然の店長!?
まさかの展開!どうなる!?私!?

そんな姉妹でやっている柳家東安庭店の裏話。
短角牛の山上げ
5月7日、短角牛の山上げをすると聞き、
私とシェフは山形村へ!朝、9時に出発です!!

車を走らせて1時間30かかるところなのでその間のシェフとの二人っきりの車の中は
ほとんど会話がないので、私は携帯ゲームを持っていきました。
でも、シェフの運転で携帯ゲームをピコピコやるのも怒られそうなので、
”イタリアの歩き方”というゲームを持っていきました。
これなら大丈夫だ…!!
「いやー、シェフ!こんなゲームがあるんですよ!」
「なんだ?」
「イタリアで旅行に使うようなゲームで、言葉とかも入ってるんですよ!」
「やってみろ」
ゲームを開き、会話のボタンをピっ
「Pardon!(バルドン)」
「なんて言ってるかわかります??」
「”すいません”だ。」
「まぁ、そんな入っているゲームで―…」
「次出せ、次、次」
「えっ…。つ、次っすか?」
予想外にもシェフがハマってしまいました…。
ここから永遠とイタリア語大会
そして私はゲーム画面で車酔し、到着。
ウップ…。持ってくるんじゃなかった…。

平庭高原に着いたところでいつもお世話になっている”北風土”の佐々木さんと合流しました。
時間は思ったよりかかってしまって、もう短角牛が放牧されてるかもしれない!
急いで牧場に車を走らせました!
うぅぅ、山道なので道はボコボコ…。よ、酔う…!!

「あぁぁ!間に合わなかった…!」短角牛は放牧されていました。


人も集まっています。
そして放たれた短角牛達はモーモー鳴いてます。
いろんな人達とシェフはご挨拶。名刺交換もしてます。
そしてずっと話し込んで私はいても立ってもいられなかったのでシェフを置いて短角牛を見に行きました。
「モー」
短角牛達は久しぶりに開放されたのか、気持ちよさそうに歩きまわり、草を食べてました。
中には走っている短角牛も!!
こうして半年間悠々と育っていくんですね!




仔牛もいました。
ほとんど、親子で放たれているんですって!
仔牛は生まれて3ヶ〜5ヶ月ぐらい。仔牛も低い声でモーって鳴くんですね〜



”短角牛は子育て上手”と言われているそうです。
ここで大きくなるまで母牛と一緒にいるんですって!母牛の乳をグビグビ飲んでます。
母乳と牧草で育っていくのです!

あれ?ところで親牛はほとんどメス…?



実は、この敷地内に一匹だけオスの親牛が入ってるんですって
交配は人工授精などに頼るのではなく、自然に任せてるんですって!
左側がオス牛っす!わお!がんばれ父ちゃん牛!
来年にはこのお父さん牛の子どもがいっぱい放牧されるんっすね〜!
楽しみですねー!


聞いた話によると、牧草は短い草を好んで食べるんですって!
長い草は、固くて食べずらいそうで
短く、若い草は、柔らかいので好んで食べるそうですよ〜!


そんな中、寝ながら草をモグモグ食べてる仔牛発見!
うわ〜、食べてる食べてる…!
撫でれるチャンス…!でも、私、動物アレルギーだからなー…(牛も関係するのかな?)


そーっと近づくと仔牛は目を開けてしまいました!


仔牛はジッと固まってこっちを見てます。
私も固まってしまいました。
しばらく経って、仔牛はいきなり立ち上がり走って逃げていきました。
モーっ、寂しいな〜…と周りを見渡したら
あ!!人がいない!!みんな帰って行く!!
シェフも北風土さんもせっせと戻っていきます。
お!おいおいおい!置いていかないでよモーーーー!!
写真を撮るのを夢中になりすぎて、時間をすっかり忘れてしまった…!!
慌てて高原を走って追いかけます。
高原を走るって…き、気持ちいいーー♪

「すいませんでした!」
やっとで追いついてシェフに謝りました。
「ったく、気持ちよさそうに歩き周ってたなぁ」
…シェフは言葉を返してくれたのでそんなに怒ってないようです。

帰りに昼ごはんに短角牛のステーキ丼を食べながら、シェフと北風土さんは熱く語りだしました。
私はついていけないのでひたすら食べてました。
その話の中で”マメ”の話が。”マメ”とは腎臓の部位っす。
シェフは短角牛のマメを使ってみたいという話をしてました。
早速来月、マメを入荷することに…!!
た、楽しみだ!!
いや〜!牛尽くしでした!牛、牛、牛!
前の職場だった頃の話 - -
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